皆さんは、オーストラリアと聞いて何を思い浮かべますか?やっぱり、コアラとカンガルー?どんな国?日本から近いの?遠いの?
ここでは、オーストラリアの基本情報をお伝えします。
きっと、あなたもオーストラリアに行ってみたくなると思いますよ。

目次
オーストラリアってどこにある?
オーストラリアは、南太平洋とインド洋に囲まれた、世界大6位の面積を持つ大陸です。
北部には、インドネシア、パプアニューギニア、北東部には、フィジー、ニューカレドニア、南東部にはニュージーランドがあります。
- 人口:25,468,256人(2020/05現在)
- 面積7,692,024km2
人口のうち、約80%は、ヨーロッパ系(Caucasian), 約12%がアジア系、残り約8%がその他の人種になります。
原住民はアボリジニといって、人口の約2.8%です。今では、アボリジニと他の人種の子孫もたくさんいます。
日本の約20倍の面積があるにもかかわらず、人口は約1/5で、人口密度がかなり低いように見えますが、土地の約40%が砂漠地帯であり、また、森林地帯も多いため、人口のほとんどの人は、海岸沿いに住んでいます。
6つの州と、2つのテリトリー(地域)から成り立っています。
ニューサウスウェールズ州 (州都 シドニー)
ビクトリア州(州都 メルボルン)
クイーンズランド州(州都 ブリスベン)
南オーストラリア州(州都 アデレード)
西オーストラリア州(州都 パース)
タスマニア島(州都 ホバート)
ノーザンテリトリ―(州都 ダーウィン)
オーストラリアキャピタルテリトリー(州都 キャンベラ)
それぞれの州で、色々な法律が違っています。
日本の県と同じような感じですね。
首都はどこ?
よく耳にするオーストラリアの都市名は、シドニーじゃないでしょうか。
でも、違うんです。
首都:キャンベラ
になります。(これ、中学校だったかの時に社会のテスト問題に合ったような気がします。)
人口が一番多い都市が首都なイメージですが、オーストラリアは違います。
(人口が一番多いのは、シドニーです。)
私はオーストラリアに住んでるのに、ニュージーランドと間違えていた日本に住む元上司がおります。
また、余談ですが、ニュージーランドの首都も、よく耳にするオークランドではなくウェリントンです。
日本との時差は?飛行時間は何時間?
日本との時差は、+1時間から-1時間です。州によって、サマータイム(夏の間だけ1時間時間が早まる)があるところもあります。
・日本+1時間(サマータイムあり)
ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、オーストラリアキャピタルテリトリー、タスマニア島
・日本の+1時間(サマータイムなし)
クイーンズランド州
・日本+30分(サマータイムあり)
南オーストラリア州、一部のニューサウスウェールズ州
・日本+30分(サマータイムなし)
ノーザンテリトリ―
・日本-1時間(サマータイムなし)
西オーストラリア州
・日本+1時間30分(サマータイムあり)
ロードハウ島
つまり、日本が午前9時の時、クイーンズランド州のケアンズは午前10時、南オーストラリアのアデレードは午前9時30分、西オーストラリアのパースは午前8時となるわけです。
サマータイムの導入は州ごとに決められています。ですので、普段はクイーンズランド州とニューサウスウェールズ州は一緒の時間ですが、夏は1時間の時差が出るということになります。
ですから、夜8時くらいまで日が沈まなかったりします。
時差が少ない分、時差ボケになりにくく、旅行にはもってこいの国です。
じゃあ、飛行時間はどのくらいなのか?
・東京からケアンズ→直行便で約7時間30分
・東京からブリスベン又はゴールドコースト→直行便で約9時間
・東京からシドニー→直行便で約9時間30分
・東京からメルボルン→直行便で約10時間30分
・東京からパース→約10時間
*現在、新型コロナウィルスのため、直行便は東京→シドニーが週に3本あるのみ。(20/20/05/26現在)
ハワイよりは、時間がかかりますが、ハワイは時差がありますよね。さらに、ほとんどの便は、夜日本を出発し、朝オーストラリアに到着します。時間も無駄にならず、時差もほぼ変わらないので、時間を有効に使えます。
とにかく自然がいっぱい
皆さんご存知のコアラやカンガルーは本当に野生に実在しています。そのほか、珍しい野生動物がたくさんいます。(ただし、都市からは離れたところにですが。)
また、グレートバリアリーフをはじめ、どこに行っても、海はどこもきれいです。気候により、少しずつ生息する魚などは違ってきます。
サーフィン、スキューバダイビングが好きな方には、もってこいです。

海だけでなく、森林もとても魅力的です。まるでジブリの世界のような森林があちらこちらにあります。日本のような高い山は少ないですが、山歩きもとても魅力的です。

また、エアーズロック、ウェーブロック、ピナクルズなどのように、ほかの国ではなかなか見られない変わった地形も見ることができます。

自然を愛する方には、まさにパラダイスです。こういった、自然の中でのアクティビティが好きな方の旅行先にはぴったりです。
ビザはいるの?
オーストラリアに入国する際、ほとんどの外国人は観光ビザを申請してからでないと入国ができません。
日本人もそうです。なので、オーストラリアへ旅行に来る際は、オンラインで観光ビザの申請をします。
簡単ですが、英語がどうしてもわからないから不安という方は、
ビザ代行サービスに頼んだり、ツアー会社に頼むことができます。
また、18歳から30歳までの方は、ワーキングホリデービザを取得することができます。
ワーキングホリデーは、一年間のビザで、一つの雇い主のもとで、3か月以内の就労も認められていて、オーストラリアに住んでみたい人は、ワーキングホリデーで訪れてみるのもいいと思います。
*現在、新型コロナウイルスの関係で、オーストラリアパスポート所持者又は永住権保持者とその家族以外の入国は、原則禁止されています。(20/20/05/26現在)
オーストラリア人てどんな人?
基本的に、
フレンドリー
です。
バス停で待っているとき、何かに並んでいるときなど、普通に話しかけてくる人がたくさんいます。
私の夫は、飛行機で隣の席になる人とは、必ず会話をします。しないほうが違和感があるそうですよ。
そして、
あまり、人のことを気にしない
こうでないと、とか、空気読むとかあまりないですね。
結構ふくよかなお姉さんでもミニスカート履いていますし、堂々としている印象です。
私もあまり服装など気にしなくなってきました(笑)
着ていて、着心地のいいものを着ています。
日本人ほどきちっとはしていませんが、それほどルーズでもありません。
ヨーロッパの方々のようなクールな印象はないです。
男性は筋肉が好き、女性はグラマラスな体になりたがっている印象もあります。(これも私の偏見かもしれないです。)
ヘルシー志向な方も多いです。
販売されている食品には、オーストラリア産かそうでないかがきちんと記載されていますし、オーガニック食材もスーパーに普通に売っています。
沢山のヘルスフード店もありますし、ジムも多いです。
朝からランニングしている人も多く見かけます
その反面、
大量のポテトチップスとコーラをがっつり買っていくオーストラリア人も多いです。
体型を見れば一目瞭然です。
オーストラリアは、今は多国籍国家。
中華系オーストラリア人、ベトナム系オーストラリア人、インド系オーストラリア人など、様々な人種のオーストラリア人がいます。
ですから、人種差別は比較的受けにくいので、そういった面でも、安心して旅行に訪れることができます。
食べ物はどうなの?
もともと、イギリス領だったオーストラリア。
食文化も、イギリスの名残が根強く残っています。
なので、
フィッシュアンドチップスやローストとベジタブル、ミートパイなどがオーストラリアの料理といえると思います。

また、オーストラリア人はBBQと飲むことが大好きです。
パーティとなるとBBQ。
BBQも日本とは違って、
ステーキやフランクフルトほどのソーセージををドーンと焼いて、パンやサラダと食べる。
そして、飲む。
こんな感じです。
公園やビーチには、無料でバーベキューができる場所が用意されていたりします。それぞれの市で管理されているので、比較的きれいにされています。
しかし、先ほども言いましたが、
オーストラリアは多国籍国家。
沢山の他の国から移民してきた方々が、レストランを経営しています。
だから、どんな国の料理も食べることができます。
「食べ物が合わなかったらどうしよう」
そんな心配はいらないかと思います。
日本食レストランもたくさんありまし、スーパーでインスタント味噌汁も売っていることもあります。
オーストラリア人の話す英語
オーストラリア人の話す英語には、独特のアクセントがありますが、イギリス英語に近い英語です。
もともとはイギリス領ですからね。
はっきりと発音するので、比較的聞き取りやすいと思います。
また、
オーストラリアには、たくさんのスラング(オーストラリア独特の言い回し)があります。
Arvo(アヴォ)→afternoon(午後)
Brekkiy(ブレッキー)→breakfast(朝食)
Barbie(バービー)→BBQ(バーべーキュー)
Maccas(マッカス)→McDonald(マクドナルド)
Esky(エスキー)→Cooler box(クーラーボックス)
Chockers(チョッカ―ㇲ)→Very full(満杯)
I reckon…(アイ レコン…)→I think…(私が考えるに)
など
短くしたがる傾向にありますね(笑)
他国に比べると、スラングは多いかもしれないですが、予想しやすいです。
旅行で来る時には、特に必要ないと思いますが、これを知っていたら、オーストラリア人から好印象をもたれるかもしれません。
少しでも興味を持った方は、このブログの英会話のカテゴリーもどうぞ。
いかがでしたか?
簡単にオーストラリアについてお伝えしました。
日本とは雰囲気は違いますが、日本人にとって居心地のいい国であることは間違いないと思います。
次の旅行の予定に、オーストラリア入れてみてはいかがでしょうか。
(早く新型コロナウイルスがおさまることを祈るばかりです。20/20/05/26現在)
*ブログ村に参加しています。

にほんブログ村

にほんブログ村