オーストラリアのお金の単位ってなんだろう?オーストラリアでは、キャッシュ払いが多い?それともキャッシュレス?
国によってもそれぞれ状況が違いますね。今回は、オーストラリアのお金の事情についてお伝えしたいと思います。

オーストラリアのお金の単位って?
オーストラリアのお金の単位は、
オーストラリアドル AUS Dollar $
です。
現在、$1 AUD= ¥71.88 YEN(2020/05/31現在)
アメリカドルが、$1 USD=¥107.79 YEN (2020/05/31現在)なので、
アメリカドルよりかだいぶ安いですね。
(最近はコロナの影響で、さらに弱くなりました。)
オーストラリアはイギリス領だったため、1966年までは、オーストラリアポンドでした。その後、オーストラリアドルとなり、1970年代半ばまで、パプアニューギニアやソロモン諸島でも、利用されていたそうです。
【オーストラリアのお札】
オーストラリアのお札は、5ドル($)、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルがあります。
オーストラリアのお札は、
プラスチックでウォータープルーフ
なんです。日本のお札よりも、破れにくく、丈夫です。
これは私の感想ですが、そのせいか、2枚がくっつきやすい気がします。
大きさは、日本円より少し幅が小さめです。
【オーストラリアの小銭】
オーストラリアの小銭は、5セント(¢) 、10セント、20セント、50セント、1ドル、2ドルがあります。

50セントが一番大きいです。1ドルよりも2ドルが小さいのも特徴です。
大きさはすべて違うので、わかりやすいかなと思います。
オーストラリアは現金払い?キャッシュレス?
オーストラリアでは、
キャッシュレス(カード払い)
がかなり進んでいます。
ほとんどのお店が、クレジットカード、デビットカードが使えます。
Visa, Master, はどこでも使えます。中国のUnion pay(銀聯カード)も中国人の観光客増加の伴いかなり、使えるところは増えています。American Expressはすべてのお店ではないですが、増えてきました。日本のJCBは、主な観光地では使えるところが多いかと思います。
そして、カード払いでも、署名や暗証番号のいらない、
Pay wave(ペイウェーブ)、Tap & Go(タップアンドゴー)
が主流です。
クレジットの機械に、ピーっとあてるだけ。とても簡単です。

(金額が上がると、暗証番号がいることがあります。返金や海外のカードの場合、署名がいる場合もあります。)
また、スマホに自分のクレジットカードを作っている銀行のアプリをダウンロードすれば、スマホで支払いできます。これを使っている人もかなり多いです。

また、Google payもオーストラリアでは取り入れられています。
現金もまだまだ使われています。
お店によっては、カード払いがいくら以上の会計の場合のみ、というところもいまだにあります。(そんなに高くないです。5ドル、10ドル以上とか)
また、オーストラリアでは、色々な場所で、オーガニック野菜や屋台などのローカルマーケットが開かれています。
こういった場所では、現金を用意しておくといいと思います。
オーストラリアの銀行事情
オーストラリアにはいくつかの主流な銀行があります。
コモンウェールズ銀行common wealth
ウェストパック銀行west pack
ナショナルオーストラリア銀行nab
など
ATMマシーンは、スーパーやショッピングセンター、ガソリンスタンドやパブにもあります。
自分の銀行のATMでないと、手数料がかかります。土日でも、自分の銀行のATMなら手数料はかかりません。
また、お店によっては、買い物をした際に、
キャッシュアウト
といって、お金を引き出すことができるところもあります。
その際、デビットカード払い(Eftpos)で支払った場合か、キャッシュアウトだけしてくれるところもあります。
そして。
日本の銀行のような通帳はありません。
3か月くらいに一回、バンクステートメント(Bank Statement)といって明細が送られてきます。
ほとんどの人が、Emailでバンクステートメントを受け取っていますが、郵送もしてくれます。
さらに、ほとんどの人が
インターネットバンク
を利用しています。
インターネットにログインするだけで、明細の確認はもちろん、別の口座への入金なども簡単にできます。
口座の種類には、セービングスアカウント(Savings account)とチェックアカウント(Check account)があり、
Check accountを持っていると、小切手(check)が使えます。
インターネットバンクの口座は別になっており、インターネットバンクは利子が付きます。
そのかわり、インターネットバンクの預金は、ATMではおろせないので、自分のインターネットバンクにログインして、お金をセービングアカウントかチェックアカウントに移動させる必要があります。でも、スマホでも簡単にできるので、手間ではないです。
積み立て口座もあります。利子は日本よりだいぶいいです。オーストラリア人は日本人のようにあんまりお金を貯めこまず、どちらかというと、家とか、車とか結構どんどん使って、ローンで返していく人が多いように思われます。
引き出す=withdraw
口座同士のお金の移動=transfer
銀行員=banker
現在の預金残高=current balance
口座を開設する=open an accout
口座を解約する=close an accout
オーストラリアの消費税?
オーストラリアも消費税があります。
GST (the Goods and Services Tax)
と呼ばれ、税率は
10%
です。
この税金は、決められた食べ物(調理されていないもの、スーパーの野菜など)、決められた薬(医薬品とされるもの)、サニタリー用品(生理用品など)、保険料、水道料金など以外にかかってきます。
例えば、レストランやカフェ、持ち帰りの食べ物、たばこやお酒、洋服やホテル代など。
たばことお酒はGSTの他にもさらにそれぞれ税金がかかります。
食べ物のGSTがかかる、かからないの決まりが少しややこしいですが、
表示はすべて税込み価格なので、あまり深く考えずに買い物したらいいかと思います。税均の価格はレシートに表示されます。
オーストラリアの物価って?
オーストラリアの物価は、だいたい日本と同じような感じです。
ただ、家賃などは日本に比べて高く、野菜など、オーストラリア産のものは日本より安いかもしれません。
これは、オーストラリアも地域によって異なります。シドニーなどの大都市は、物価が高めです。また、日本の食材など輸入されているものも高いです。
にんじん1kg=$2(約145円)
コカ・コーラペットボトル500ml=$3(約217円)
マクドナルドチーズバーガー=$3.50(約253円)
こんな感じです。
外食は、日本よりもかなり高めです。
祝日には、さらに手数料を取るところもあります。
オーストラリアで両替
オーストラリアの観光地や主な都市には、両替所がたくさんあります。
空港よりも手数料が安いことが多いので、街中の両替所での両替がお得です。
また、クレジットカードを持っていたら、クレジットカードの換金率のほうが良いこともあります。
オーストラリアでは、クレジットカードがあると便利です。お金の引き出しもできます。
また、銀行でも両替ができますが、街中の両替所よりは手数料も高いです。
いかがでしたか?
オーストラリアのお金の事情についてお伝えしてきました。
オーストラリアのキャッシュレスは、日本よりは進んでいるかもしれません。
ちなみに、私はもうここしばらく、現金を下ろしてません。ほぼすべてクレジットカード払いです。
日本も、最近はPayなどキャッシュレスが進んできていますね。
また銀行も、ネットバンクが主流であったり、そのあたりも日本よりかは近代化していますね。
いちいち銀行に言って通帳記帳しなくていいのはいいです。
物価は、新型コロナウイルスの影響で、今後変化がみられるかもしれません。
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