海外の人ってどんな朝食を食べているんだろう?その国に行ったら、朝食は何を食べるんだろう?そんな疑問を持つ方、また職に興味のある方のために、オーストラリアで代表的に食べられている朝食についてお伝えしたいと思います。

オーストラリアの代表的な朝食
ここでは、主に家庭で日常的に食べられている朝食をご紹介しようと思います。
トースト(Toast)
手軽で簡単に食べられるトーストは、オーストラリアでも一般的に朝食として食べられています。
食パンの種類は、スーパーマーケットでも豊富です。
普通のパン(White bread) はもちろん、全粒粉のパン( Whole grain)や、グルテンフリー(Gluten free)のパンなどもスーパーで購入できます。
マーガリン、バター、ジャムなどを塗るのはもちろん、
オーストラリアで特によく食べられているのが、
ベジマイト(VEGEMITE)
です。
トーストして、バターかマーガリンを塗って、ベジマイトを塗って食べる食べ方が主流です。
発酵食品なので、くせがあるため、オーストラリア人以外の人では、嫌いな人も多いですが、オーストラリア人にとってはとっても美味しいんだそうです。(日本の納豆と似ていますね。)
私は、バターを塗ったベジマイトトーストは意外と好きで、時々食べたくなります。
ベジマイトは、野菜エキスなので、料理に使われることもあります。
発酵食品なので、体にいいです。特にビタミンB類が豊富に含まれています。
ベジマイトの歌です。オージーはみんな知っています。
また、ナッツのペーストも人気があります。
ピーナッツバター、アーモンドバター、ヘーゼルナッツのペーストなどがあります。
ピーナッツバターとアーモンドバターは砂糖が入っていないものが多いので、砂糖をかけたり、はちみつやメープルシロップをかけて食べます。
ヘーゼルナッツのペーストで有名なのがこちら。日本でもよく見かけると思います。
オーツ(Oats)
オーツは、燕麦を脱穀して食べやすく加工したものです。これをさらに加工すると、グラノーラと言われたりしています。オートミールとも呼ばれます。
カロリーが低いのに、腹持ちがよく、食物繊維やビタミンの豊富で、健康食と言えます。
オーストラリアでは、このオーツをミルクや水でやわらかくして、砂糖やフルーツなどをのせて食べます。
これは、
ポーリッジ(porridge)
と呼ばれます。おかゆという意味です。
お米の代わりに、オーツを使ったおかゆという感じです。

フルーツやナッツ、はちみつやメープルシロップをかけます。
ブラウンシュガーのみかけて食べる人もいます。
オーツには、ロールドオーツと、クイックオーツがあり、クイックオーツのほうが調理時間が早いです。
見た目、グラノーラっぽいですが、このまま牛乳かけてすぐ食べるのは美味しくないです。
最初、あったかいおかゆ状のものが甘いなんて!と思いましたが、フルーツなどと合わせるとすごくおいしいです。
ダイエットにもいいので、おすすめです。
シリアル(Cereal)
牛乳をかけるだけで食べられるシリアルは、朝食として人気があります。
コーンフレーク
ライスパフ
グラノーラ
など、簡単に食べられるもので、種類が豊富にあります。
子供の朝食として人気が高いです。

私は、コーンフレークやグラノーラをヨーグルトと混ぜて食べるのが好きです。
スムージー(Smoothie)
オーストラリアにはヘルシー志向の高い人がたくさんいます。
朝に、フルーツや野菜をスムージーにしてさっと飲んで出勤するという方も多いようです。
また、野菜嫌いの子供が、フルーツと混ぜたスムージーならば飲む、
というこのも多いので、小さいお子さんのために作るお母さんも多いです。
バナナやイチゴなどにケールやホウレンソウを混ぜてミキサーにかけます。

カフェが人気!一般的な朝食メニュー
オーストラリアでは、とにかくたくさんのおしゃれなカフェがあります。
ほとんどのカフェが朝の6時や7時くらいからやっていて、朝食を提供しています。
ここでは、カフェで人気のメニューをご紹介します。
パンケーキ(Pancakes)
日本でもパンケーキは人気がありますね。
甘いパンケーキに、ベーコンなども一緒についてくることもあります。
日本でも人気のカフェ、billsは、オーストラリアのシドニーに本店があります。
ふわっとしたパンケーキが有名です。

エッグベネディクト( Egg benedict)
トーストされた様々な種類のパンに、ポーチドエッグとオランデーソース(バターとレモン汁と卵黄で作られたソース)がかけられているものです。
オランデーソースは、フランスからきているようですが、オーストラリアのほとんどのカフェで食べることができます。
これに、ベーコン、スモークサーモン、アボカドなどを付け合わせとして選んで一緒に食べます。
オランデーソースを作るのが難しいので、私は家ではマヨネーズで代用したりしてます。

フリッター(Fritter)
洋風のかき揚げのようなものです。コーンやズッキーニなどのフリッターが主流で、トッピングにアボカドやベーコン、スモークサーモンなどがついてきたりします。
揚げ物なので、朝食には少し重いかもしれませんが、家ではなかなか作れないので、カフェに行った時くらいはこういったものを食べてみるのもいいかもしれないです。

イングリッシュブレックファスト(English breakfast)
名前の通り、イギリス流の朝食です。
ベーコン、炒めたマッシュルーム、焼トマト、卵にトーストがついてきます。
卵はどのように調理してほしいか選べることが多いです。
これに、ベイグドビーンズがついてきたりします。
また、
オージーブレックファスト
という、似たようなものもあって、
イングリッシュブレックファストに加えて、ソーセージがついてきます。
がっつり食べたい人におすすめのメニューです。

ミューズリ(Muesli)
これは、グラノーラのことです。オーツを加工して、ナッツやドライフルーツを合わせ、牛乳、アーモンドミルク、ヨーグルト、フレッシュフルーツなどと合わせたものになります。
これに、スーパーフードと呼ばれるアサイのスムージーなどを足した、アサイボールなどを置いているカフェもたくさんあります。

オーストラリアのコーヒー
朝食にコーヒーは欠かせないですね。
オーストラリアのカフェのコーヒーのメニューは、エスプレッソが主流です。
いわゆる、スタバのような感じです。
ここでは、オーストラリアのカフェのコーヒーのメニュ―について詳しく説明しようと思います。
【主なカフェでのコーヒーのメニュー】
フラットホワイト (Flat white) | エスプレッソに温めたミルクを入れたもの |
ラテ (Latte) | エスプレッソとミルクを混ぜたものに泡状にしたミルクを入れたもの |
カプチーノ (Cappucino) | エスプレッソに泡状にしたミルクを入れたもの |
アメリカーノ(Americano) | エスプレッソにお湯を入れたもの |
モカ (Mocha) | エスプレッソにホットチョコレートとミルクを入れたもの |
ベイビーチーノ(Babyccino) | ホットミルクにシナモンやココアパウダーをかけたもの |
エスプレッソ(Esspresso) | エスプレッソのショットのみ。 |
エスプレッソは、濃いめがよければ、ダブルショットで注文するといいです。
普通はシングルショットのことが多いです。
さらに、ミルクの種類も様々です。
スキムミルク(Skim milk)→低脂肪乳
ソイミルク(Soy milk)→豆乳
アーモンドミルク(Almond milk)
スタバと一緒ですね。
また
ディカフェ
にすることも可能です。
もちろん、コーヒー以外にも、紅茶(イングリッシュブレックファストティー、アールグレイなど)、チャイ、ホットチョコレート、ハーブティー(カモミール、ペパーミント、グリーンなど)もあります。
いかがでしたか?
ここでは、一般的な朝食を紹介しました。
しかし、オーストラリアは
多民族国家
です。
様々な人種の方がいます。
ですから、中華系のオーストラリア人は、朝食におかゆを食べているかもしれないし、
ベトナム系の方は、フォーを食べているかもしれない。
インド系の方は、カレーかもしれない。
そして、日本人の私は納豆ご飯を食べることもあります。
とにかく、もしも旅行でオーストラリアに来たら、ぜひカフェで朝食をとってみてください!
おしゃれで美味しい朝食が味わえますよ。
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