恋愛から結婚に発展するまでの期間は、ほとんどの人が盛り上がり、たくさんの幸せを感じると思います。「恋は盲目」と言われるように、その時見えていない部分があるからこそ、離婚するご夫婦もいるんだと思います。
国際結婚って、離婚率も高いと聞くし、大丈夫なのか?そんな不安から解放されるように、事前にきちんと知っておいたほうがいいことをお話ししようと思います。
きちんと知っておけば、国際結婚でも問題なく幸せな結婚生活が送れるはずです。

目次
国際結婚する際の注意点 1:相手のバックグラウンドを知っておく。
先ほども言いましたが、
「恋は盲目」
恋愛中は、目の前の相手しか見えておらず、見えない事実を知らないということがあります。
恋愛だけならば、まだいいかもしれませんが、これが結婚となると後戻りできないことも出てきたりします。
まずは、
相手がどんな生き方をしてきたのか?
自分の過去を話してくれない人はちょっと怪しいです。
例えば、
- 出会う前は何をしていたのか?
- どんな幼少期だったか?
- 病気はしたことがないか?
など、さりげなく聞いておくといいです。
例えば、以前の仕事など聞いておくといいです。知人にも、出会ったときは仕事していたが、すぐやめてしまい、結局彼女が働かなくてはいけなくなり、耐えられず離婚。などというケースもあります。
病気があることを知らず、後から結局自分が面倒見ないといけなくなる。ということもあります。
昔は、薬中毒だったことを知らず、また薬に戻ってしまい、大変なことになるケースもあります。これは、オーストラリアでは要注意です。日本以上にドラッグは出回っています。
幼少期にどんな過ごし方をしてきたかで、なんとなくその人の本当の部分も見えると思います。
愛さえあれば、そんなの関係ない!!!
そう思うならば、それでいいかと思います。
話したくない過去もあるかと思います。
でも、その事実を知って、受け入れるからこそ、今後の生活が幸せなものになっていくのではないでしょうか。
相手の家族事情を知っておく。
これも、重要です。遠くに国に住んでいようとも、結婚前に一度は家族に会っておくべきです。
あとから、
- 母親がアルコール中毒
- 父親が借金まみれ
- 弟が障害持ち
など、聞かされては後戻りはできません。
決して、これらが悪いと言っているわけではありません。
知っていての現実と、知らなくて直面する現実では、受け入れ方も変わってきます。
先に聞いておき、受け入れて、二人でどうしていくか考えるべきです。
これらのことは、日本人同士の結婚でも同じかもしれないですね。
しかし、国際結婚となると、日本ではあまり考えられないようなとんでもない背景を持っていることもあります。
これを聞いて、怒りを表す人は、要注意だと思います。
国際結婚する際の注意点 2:どこでどう暮らすか?
国際結婚となると、どちらかが、どちらかの国で暮らすか、第3の国に暮らすかという選択になってきます。
どちらかの負担が増える、または双方の努力が必要になってきます。
さらに、支える側も負担になることを覚えておいてください。
そのことも踏まえて、
住む国
話す言葉
など話し合っておくべきです。
そして、お互いに、お互いの国のことをきちんと知っておくことが大切です。
それによって、相手の価値観も見えてくると思います。
これもまた、知り合いの例ですが、
べつにどちらかの国に住まないといけないってこともありません。
知人は、タイ人である奥様は、基本タイで暮らしています。
オーストラリア人の旦那様は、基本オーストラリアです。
一年に数回、お互いを訪ねるという形で、夫婦生活を続けてこられました。
そして、旦那様の退職を機に、旦那様がタイに移住することとなりました。
こんな形もありなのが、国際結婚かもしれません。

国際結婚するときの注意点 3:宗教、文化の違い
これもきちんと話しておかないと、後から大変になります。
宗教については、もしも、片方が熱心な信者であったときに、やはりそのパートナーとなる自分もその宗教を受け入れなくてはならなくなると思います。
- これは食べてはいけない
- これはしてはいけない
こういったことは事前にきちんと聞いておかないと、後から精神的なダメージとなり、離婚に至ることもあります。
また、文化の違いも知っておくことが大事です。
例えば、中華系の家庭は、
祖父母が子供の面倒を見て、親は働きに出る。
という習慣があったりします。
さらに、だいたい男性のご両親と一緒に暮らしています。
これは、結構な覚悟がないと辛いかもしれません。
まあ、あとから知ったところでも、乗り越えていけるかもしれませんが、
知っておくと覚悟の仕方も違ってきます。
国際結婚するときの注意点 4:ビザ目的でないか?
結婚で、本当にこんなこと思いたくはないですが、
実際にビザ目的結婚はあります!
あまり言いたくないですが、アジア系の知人は、かなりの年の離れた方と結婚しました。
パートナーが死んだら、同年代の人を見つけて子供を産むそうです。
遺産も入るしと言っていました。
自分の国を抜け出したかったとも言っていました。
もちろん、パートナーはこの事実を知りません。
まあ、よくそのために歳がかなり上の方のお世話ができるなとも思います。
家族を呼び寄せるために、結婚して、ビザを取って市民権を取るなって人も今もいます。
ですから、特にオーストラリアはビザの審査が厳しくなっています。
さらに、一人のオーストラリア人がビザのスポンサーになれるのは2人までです。
実際に、お金をもらって、ビザのスポンサーになっていたという話も聞いたことがあります。
これをさけるためにも、上記の注意点1.2.3について、きちんと知っておくべきかもしれません。
国際結婚するときの覚悟:1 とにかく手続きが多いこと
やはり、普通の結婚よりも、手続きが多いことは覚悟しておかなければいけません。
お金もかかるし、面倒くさいですが、
できないことではありません。
きちんと調べて、きちんと手続きすれば大丈夫です。
これが嫌だから結婚しないという人は、きっとほぼいないかと思います。
でも、この手続きのことを知らず、パートナーが全然手伝ってくれなくて、ストレストなることもあります。
ビザを取らないといけない本人だけでなく、お互いがこういった手続きがあるということ覚悟しておくべきです。

国際結婚するときの覚悟:2 相手によりそうこと
これはもちろん、一般的な結婚全般に対して言えることかと思いますが、
国際結婚の場合は、特に重要です。
上記でもお話ししたように特に、どちらかが相手の国で暮らすこととなった場合、その自国に住んでいる側のサポートが重要になってきます。
また、相手の国に住んでいる側の努力も必要です。
お互いが、お互いを思い合って、助け合うことで、確実にうまくいきます。
しかし、その寄り添いがたりないと、うまくいかないことは事実です。
上記でも話したように、ビザの申請も二人でやる。
自国に住んでいる側は、相手の助けをできるだけするよう努力する、
相手の気にに住んでいる側は、特にその相手の国の言葉の勉強はもちろん、文化を受け入れることも大事です。
それぞれが、それぞれのしたいように生活する
ということは、難しくなることは覚悟しておくべきです。
国際結婚するときの覚悟 3:子供のこと
国際結婚して生まれる子供は、ハーフとなります。
ハーフの子、かわいいですね。日本でもたくさんのハーフのタレントやモデルさんがいらっしゃいます。
かわいいし、バイリンガルだし♡
確かに。
しかし、いいことばかりでもないのが現実です。
日本では、やはりまだ、偏見の目で見られることもあるようです。
アジア人同士なら見た目はわからなに野で問題ないでしょう。
しかし、他の人種とのハーフとなると、外見だけでいじめられるということもあります。
その事実も含め、子供のサポートをしっかりとする覚悟は必要です。
また、ハーフの子はバイリンガルになると思われがちですが、そんなことはありません。
日本のハーフのタレントさんでも、日本語しか話せない方もたくさんいますよね。
かなり、意識的に両方の言葉を覚えさせない限り、バイリンガルにはならず、住んでいる国の言葉のみを覚えると思います。
私は、それでもいいと思います。必要ないなら覚えなくても。
でも、自分の両親と自分の子供が会話ができないのはちょっと辛いかもしれないですね。
例えば、他国で暮らしているなら、
- 日本のテレビやアニメを見せるようにする。
- 日本語学校に通わせる。
- 日本に一度留学をする。
- 家庭では日本語で話す。
こういった努力が必要です。
たとえ、子供がバイリンガルになったとしても、相手と自分の子供が話している言葉がわからないというのでは、やはりさみしい気持ちにもなります。
ですから、自分の国に住んでいたとしても、相手の国の言葉を少しでも知る覚悟も必要になってくると思います。
どうすればうまくいくか?
自分の主張ばかりをせず、
お互いを思いやり、
きちんと話し合い、
お互いに努力すること
一般的な結婚にも言えることかもしれませんが、
国際結婚では、さらにこれを忘れずに生活していかなければうまくいきません。
でも、大丈夫です!
私の周りには、たくさんの幸せそうな、国際結婚カップルがいます。
できないことではないのです。
きちんとコミュニケーションをとること
で乗り越えられると思います。
さらに、この過程を楽しむことによって、自分の人生もより充実したものになります。

いかがでしたか?
なんか国際結婚って大変。。。。
と思った方もいるかもしれません。
一般的な結婚にも、きっと同じことは言えるんじゃないかと思います。
結局は自分たち次第。
英語の勉強もそうですしね。
国際恋愛をされている方、または興味のある方の少しでも参考になればと思います。
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